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【情報解禁】地元の好きを育む、血の通ったシティプロモーション(鴻巣市)

2025.05.04グッドタウンをつくるプロジェクト|

「どこ推す?なに推す?鴻巣ポスト(通称:巣箱)」

ようやく情報が解禁です。

アドバイザーとして関わる鴻巣市シティプロモーションの新しい試みが、新聞でも報道され、Yahoo!ニュースにも掲載されました。ネット記事もあるので、リンクを張っておきます。

 

▼埼玉新聞:好きになったきっかけ、思い出は…鴻巣のイチ推し教えて 「どこ推す?なに推す?」市がアンケート 声を集めてシティプロモーション、市内外への情報発信に 9月1日まで募集

https://x.gd/Em6co

 

正直なところ、派手さや斬新さは少しもありません。

また、プロモーションにありがちな、背伸びした情報発信はやりません。

実態と異なるイメージ戦略や印象操作は、むしろ逆効果とさえ思います。

おもしろ動画によるPRでは、一時的な知名度は上がっても、期待した成果は得られない…

そのような事例を多数見てきました。

 

今は誰もが情報発信できる時代。

良くも悪くもSNSは、個々人が見た(聞いた)ありのままの姿が露呈します。

だからこそ、表層的な取組みよりも、本質に根差した実践が大事だと感じています。

20年以上、国内外の地域づくりを見聞きして、ある意味これが本音です。

 

以前のトピックスで、「鴻巣市のシティプロモーションは、市民主体、行政は支え役」との考え方に触れました。

課題はその思想を実現するために、「どのようにやるか?」が重要です。

政策に関するパブリックコメントや首長への意見箱、公募市民が参加する有識者会議、市民に開かれたワークショップや地域協議会などを通じて市民の声を地域づくりに活かしていく事例は少しずつ増えています。

市民に開かれた行政が進むことは良いことですが、良いことばかりではありません。

特に、DX(デジタル・トランスフォーメーション)化を口実に、管理の難しさから、意見箱があってもオンラインしかなかったり、デジタル以外の情報格差(デジタルデバイド)が進んでいます。

パブリックコメントも、募集期間が短かいために気が付いた時には受付終了だったり、本当に知って欲しい人に情報が届いていなかったりということも、よく見かけます。

 

そこで、鴻巣市では、アナログとデジタルの両方をやることにしました。

また、地域の未来を考えると、中高生などの若者の意見も大事だと考えから、誰でも意見が出せる仕組みを整えました。

これまでになり取組みなので、課題や改善点はいろいろと出てくるでしょう。

そこは改善サイクルを回しながら、より良いものにしていくつもりです。

まずはやってみる。そこから始めたいと思います。

どんな意見が集まるのか、楽しみです。

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