2026.01.04コラム他問自答(LDNの考え)|
「新年の抱負」を考えるにあたり、これまでどんな人達から影響を受け、これからどうありたいのかと考えてみました。
まず、ライフワークとして掲げてきた地域づくりの分野において、行動規範を含め大きく影響を受けた三傑(以下、敬称略)。
・600もの貧困村を再生に導いた二宮尊徳
・論語と算盤を唱え経世済民を実践した渋沢栄一
・全国各地を歩き庶民の知恵を活かした宮本常一

次に、分野は違えど、着眼点や考え方など大なり小なりに影響を受けたレジェンド。
・悪循環を断つために自ら行動した中村哲
・民衆がつくる工芸品に光をあてた柳宗悦
・球界の再生工場と呼ばれた野村克也
・住民流地域福祉を唱え全国に広めた木原孝久
・社会の辺境をレポートした沢木耕太郎
他にもたくさん、武道や文化など、活躍した分野も国も時代も様々ですが、数多くの先人達からちょっとずつ影響を受けて今の自分ができているんだなぁと改めて再認識。
これらの先輩を並べてみると、ある共通点が浮かんできました。
宮本常一の父・善十郎の教え「人の見残したものを観よ」に象徴されるように、ふだん光の当たらない部分、歴史の教科書には載らないような、社会や地域を支えている人々に、強いシンパシーと憧れを感じる自分がいました。
宮本常一が渋沢敬三から「主流ではなく傍流を歩め」と薫陶を受けたように、自分は光の当たらぬところに光を当てる、一隅を照らすことに自分自身も大きな喜びを感じます。
「世の中の問題の9割は“コミュニケーション不全”から生まれる」
価値観の対立や分断は、実はちょっとした行き違いや認識のズレ、コミュニケーション不足が原因だと思うのです。
だからこそ、私が学び、実践で培ってきたPublic Relations 等のスキルセットは、まさにそのために身につけてきたのかもしれない。アワード受賞や支援先の活躍は正に黒子の役割。
そんな折、年末の高校同窓会で思い出した沢木耕太郎著『人の砂漠』と、中村哲さんのレガシー、砂漠を農産物のとれる緑地に変えた灌漑用水路。これから自分が進むべき道を暗示するシンボリックなイメージと感じました。
なので、【新年の抱負】は、中村哲さんの偉業をPRに置き換え、
『コミュニケーションの用水路を拓く』
にします。地元埼玉だけでなく、県外にもやっていく。
これに全身全霊で取り組み、日頃の光の当たらない「地域社会の担い手」を応援していきます。