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【生麺ひとすじ】でリブランディング 埼玉物産株式会社

2024.10.01グッドタウンをつくる担い手|

熊谷市の人気店「ゴールデンタイガー」さんのTKM(卵かけ麺)が大人気のようです。

本店の評判を知らず購入して、支援先の新商品はどうかな〜、と購入して食べましたが、生麺ひとすじにこだわってきた百年企業だけに、麺の美味しさは麺好きに熱愛される理由がわかりますね。

 

▼大正元年創業、生麺ひとすじ 埼玉物産(株)
https://saitamabussan.co.jp/

 

同社リブランディングの際に、ホームページでの訴求ポイントや見せ方、SNSの活用についてディレクションのサポートをさせてもらいました。

 

「生麺ひとすじ」でいきましょう!

 

と打合せしたのが懐かしいです。

 

何が一番お客様から指示されているのかをSNSや本社に寄せられる声から丁寧に探り出し、麺フリークからの圧倒的な支持。

この方向性が決まってからは、傍から見ても迷いがなくなったように感じます。

 

昨日Yahoo!ニュースに掲載された支援企業さんにも、社長さんに失礼を承知で口酸っぱく進言しましたが、ブランディングは経営哲学が極めて重要です。

お金を払って購入くださる皆さんに、何を約束し、商品を一つのメディアとして、どんなメッセージを伝えるのか?
言葉巧みに「●●過ぎる〜」のような小手先のレトリックではなく、商品そのものがメッセージになるような商品サービスを提供し続けること。

そして、その積み重ねが実って初めて、ブランドとして認識される。

 

ブランディングを勘違いしている企業やデザイナーをたくさん見かけます。

企業側がどんなに一方通行の発信をしたところで、お客様にそのように認識いただけなければ、まるで意味がありません。
そして難しいのは、商品だけで「察してください」ではダメなところですね。
どんなメッセージを伝えたいのか、経営哲学を言語化し、それを発信し続けることが同じくらい大事です。
広告予算がなくても、顧客を裏切らず、その関係性を地道に重ねてきた企業は、3〜5年でお客様の方からご指名買いが増えるように風向きが変わります。

 

ひたむきに、真っ正直なモノづくりをしている企業の商品を買いましょう。
その購買行動そのものが選挙の投票と同じように、その企業や地域経済を支える何よりの応援になります。

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